不思議に想っていること

 
 
 
電車に乗ると、不思議に思うことがある。
 
 
それは私が座っていると、
 
だいたい必ずと言っていいほど
 
私めがけて歩いてきて
 
私の目の前に立つ人がいること。
 
 
周りがどんなに空いていても、である。
 
 
少しハナシは違うけれど、
 
ニカラグアでサンカルロスからマナグア行きの
 
バスに乗ったときのことだったけれども、
 
やっぱりおばちゃんが私の横にぴたりと立った。
 
 
そして揺れるバスに酔ってしまったおばちゃんは
 
私の頭上から嘔吐した。
 
 
一瞬、何が降ってきたのかわからなかった。
 
 
10時間も乗りつづけなければならないバスでの
 
それはかなりきつい経験だった。
 
 
それでもおばちゃんはもっときついだろうと思って
 
隣に座らせたら、さらに私のひざの上に吐こうとするので
 
頭を通路側に向けて、袋を渡したりした。
 
 
過酷な旅だったけれども、
 
人間らしくて笑えた。
 
 
 
話は変わって前に知人とハワイのビーチにいたとき、
 
ウクレレを弾いていると
 
鳥たちがたくさん足元に集まってきた。
 
ほかにもベンチはたくさん空いているのに、
 
私たちのベンチの周りに人が集まってきた。
 
 
私は静かに過ごしたかったので、
 
それをちょっと残念に思っていると、
 
 
「どうして鳥や人が集まってくるかわかる?
 
それはね、このあたりの空気がいいからなんだよ」
 
 
というようなことを言うのを聞いて、
 
妙に納得した。
 
 
 
今も私の目の前にめがねの男性が立っている。
 
私の足元にはスーツケースがあって、
 
立ちにくいだろうに、
 
スーツケースをまたぐような形で、
 
つり革につかまって
 
必死で立って、携帯電話を使っている。
 
 
隣も、そのお隣も、後ろも空いてるよー
 
って教えてあげたい。
 
 
 
 
 
 

TOKYO DAYS

 
 
とてもワンダフルな東京デイズでした。
 
期待以上、それ以上。
 
 
スカッと抜けた青空。
 
3日連続で富士山が見えた幸運。
 
早朝のすっきりとした明治神宮の境内。
 
大好きな友人と待ち合わせて食べたおいしいイタリアン。
 
そして素晴らしい人たちと出逢えた喜び。
 
 
 
初日は5時に目を覚まし、
 
そのまま流れるように準備をして電車に乗り込んだ。
 
 
新幹線の車窓からは
 
雪がキラキラ光る田んぼや家の屋根や歩く人を見、
 
浜名湖の輝く湖面に照らされ、
 
雄大な富士山を堪能した。
 
 
東京に着いたのは10時半。
 
オリンピックセンターで協議会が始まるのが1時半からだから、
 
新宿からゆっくり歩いて行ってみようと
 
コロコロと荷物をひきながら
 
賑やかな甲州街道を歩く。
 
 
右手にあった稲荷神社に惹かれて
 
そっと手を合わせて
 
この旅に来られた御礼を伝える。
 
 
 
でもなぜか着いた先は新宿御苑。
 
迷っちゃったな、と思いながら
 
地図を見て、位置を確認し、
 
戻ろうか、進もうか、
 
あたりを見回すと、
 
 
BOWLS
 
 
というcafeが目の前にあった。
 
 
もう時間は11時半。
 
移動が長かったので、少し休もうと
 
お店に入った。
 
 
窓際の、キラキラ光が差し込むソファーに腰を下ろすと
 
なぜかそこが懐かしい
 
ブエノスアイレスの公園を散歩したときに入った
 
レストランのように感じた。
 
 
お姉さんにスープを頼み、
 
道で迷ってしまったことを告げると
 
懸命に自分の言葉で説明してくれ、
 
スープを運んできてくれたときに
 
行きかたが書かれた
 
小さなメモを渡してくれた。
 
女らしくてかわいらしい
 
優しい女の人だった。
 
そして居心地の良いcafeだった。
 
 
そしてまたトコトコと甲州街道を新宿駅に向かって戻り、
 
小田急線に乗って参宮橋へと向かった。
 
 
山形県鶴岡市加茂水族館の村上龍男さんが
 
話された基調講演 
 
「落ちこぼれが作った世界一の水族館」 は
私たちの世代ではなかなか言いにくいことを
 
ハッキリとおっしゃってくださり、
 
これは
 
 
  「 貴 重 講 演 」
 
 
だなぁと感じた。
 
  
 
そして、休憩の10分の間に
 
隣の席に座られた女性と
 
挨拶をし、言葉を交わした。
 
 
彼女は仏蘭西などで事業をしたのち
 
社協に勤め、その体質に限界を感じ、
 
今は不登校・ひきこもりなどの青年を
 
サポートする仕事をしていらっしゃると
 
いうことで、
 
私の道のりと重なる部分が多くあります、
 
私は2年前まで青年海外協力隊で
 
中米のニカラグアに行っていました、
 
と述べると、
 
「実は私もなの。シニアボランティアで
 
チュニジアに行っていたのよ」
 
とおっしゃるので、あまりの偶然に驚いた。
 
 
そして、2月13日のフォーラムに行く前に
 
その施設を見学させていただけることになり、
 
お昼ごはんをご一緒して、ともにフォーラムに
 
参りましょう、ということになった。
 
 
夜の交流会も、日本各地から集まった
 
いきいきされた明るい女性たち、
 
元気よく魅力的な芯のある男性たちと
 
食事を頂きながらお話でき、
 
愉しいかくし芸(?!)に笑い、
 
みんなでなぜか阿波踊りを踊ったりした。
 
 
大浴場でお風呂に浸かると
 
ふうっと力が一気に抜け、
 
ベッドに入ると
 
ぐっすりと眠りについた。
 
 
 
翌朝も早くに目が覚めたので
 
そのまま洗面に出ると
 
初老の女性と一緒になった。
 
 
どこから来たのかなどお話していると、
 
その方は京都でフリースクールを運営されている
 
元教員の方だった。
 
 
その方がされていることも
 
今携わっている仕事と重なる部分が多く、
 
お部屋に呼んでいただき
 
いろいろなお話をすることができた。
 
 
学校を退職した後も、
 
子どもたちのことが心配で
 
校長先生だったご主人とフリースクールを立ち上げ、
 
運営されているお話などをお聞きした。
 
今度、その方の施設にも見学に行ってみようと思う。
 
早起きは三文の徳ってこういうことなんかなぁー♪
 
 
身支度を済ませ、朝ごはんどこで食べよっかなー
 
と思いながら歩いていると
 
私たちのグループの宿泊を担当してくれている
 
愛媛出身のかわいい大学生ボランティアちゃんと
 
江戸っ子の素敵なボランティアさんとばったり出会い、
 
9階にあるレストランが眺めがいいですよーと
 
教えていただいた。
 
 
昨晩の交流会で知り合った広島のかわいい女性と偶然出会い
 
一緒にそこに行くことにした。
 
 
エレベーターを登ってレストランに入ると、
 
明治神宮の森が、新宿のビル群が、
 
そして思いがけなくくっきりと真っ白に雪を冠した富士山が
 
そこにあった。
 
 
あったかいお味噌汁を飲みながら
 
目の前のパーテーションを見るともなく見ると、
 
私の大好きな東京タワーがそこに映っていた。
 
なんという贅沢なロケーション☆
 
 
朝食を食べて落ち着き、
 
まだ時間があったので
 
私は明治神宮を散歩してみることに。
 
 
朝の明治神宮の森には
 
いろんな鳥がピチュピチュいて、
 
ヒンヤリとひきしまっていて、
 
気持ちが洗われるようだった。
 
 
また、明治神宮の入り口には
 
ハイチ地震被災者への募金箱がおいてあったので
 
ようやく入れることができた。
 
 
明治神宮の廊下には
 
勢いのある文字の書初めがずらっと貼られ、
 
鮮やかな巫女さんの衣装の朱色が目に映り、
 
ひと気の少ない境内で澄んだ気持ちになった。
 
 
分科会の時間に近づいてきたので、
 
戻り足は少しリズムに乗せて。
 
 
分科会もいろいろな施設で働く方々と
 
悩みを分かち合い、話をしていくと
 
抱えていた悩みがスルスルとほどけていった。
 
 
午後の施設見学では大田区の子ども交流センターと
 
青山のこどもの城を訪れた。
 
平和島の駅を降りて、館長の粋な計らいで路地裏を通り抜け、
 
着いた先は小学校の廃校跡。
 
小学校の機能別の部屋を上手に利用し、
 
地域の人が穏やかな表情で
 
老いも若きも、
 
いろんなことをしてみたい人も、
 
悩みを抱えている人も
 
集って時間を場所を空間を共有しているのが
 
印象に残った。
 
 
施設の中も、木目細やかな掲示物や案内や表示が
 
なされており、
 
何より磨き上げられた部屋が素晴らしいと感じた。
 
 
受付前に置かれた水槽では
 
イクラから孵った鮭の稚魚が水槽を泳ぎまわっていた。
 
 
青山に着いたときには、こどもの城は
 
もうすっかり夜に覆われていた。
 
 
いざ夜のこどもの城、探検だ!
 
 
正面玄関の太郎さんのオブジェ、
 
音楽室でひかせてもらったオルゴールの音色の良かったこと。
 
子どものときに本物に触れるのは大切なことだと想う。
 
 
子どもたちが愉しく過ごせるように
 
ボランティアさんたちが働きやすいように
 
初めに講習会などのプログラムが組まれていたりして
 
運営基盤がしっかりしてるなと感じた。
 
 
こどもの城が終わる頃にはおなかもペコペコリンに。
 
新宿で前の職場の同僚と食事をしようと約束をしていたので
 
渋谷からJRで向かった。
 
 
新宿へ一緒に連れてってくれた優しく穏やかな
 
ゆうちゃんに感謝☆
 
 
携帯で待ち合わせ場所を移しながら
 
ようやくさやちゃんと会うことができた。
 
 
新宿の洒落たイタリアンレストランで
 
お魚とお野菜の料理を頂きながら愉しい話をいろいろ聴けた。
 
 
おしゃれで元気がよくって目が生き生きしてて
 
素敵やなーって思った。
 
 
最後に食べたデザートも、
 
さやちゃんのチョコレートケーキも、
 
私のイチゴとワインビネガーの何かも、
 
舌の上でトロトロ溶けるような
 
美味しさだった。
 
 
 
オリセンの宿舎に戻り、
 
大浴場にドブンと浸かり、
 
部屋に戻って翌朝提出のレポートを書かなきゃなと
 
思いつつも、そのままぐっすりこんと眠ってしまっていた。
 
 
 
気になったのか、翌朝は4時過ぎに目が覚めた。
 
案外あっさりとレポートを書き終え、
 
再び横になった。
 
 
7時ごろ再び起きて、
 
身支度を整えてきのうと同じレストランへ。
 
 
風が強く、雲も多く、ちょっと怪しい天候に。
 
こんな日もいいな、と思いながら
 
一人静かに和定食を頂いて
 
オリセンの広大な敷地の中を
 
ゆっくり大きく散歩しながら
 
宿泊棟に戻った。
 
 
部屋を片付けて、清掃してから、
 
荷物を持って最後のパネルディスカッションの会場へ。
 
 
開始するころはちょっと頭がぼんやりしていたのだけれど、
 
パネラーと参加者の情熱が
 
会場で白熱してきて、
 
キーワードがぱらぱらと次から次へと降ってきて
 
それはそれは、ゾクゾクするほど
 
おもしろいものだった。
 
 
方向性が見えてきた。
 
愉しいなぁー♪
 
やっぱり好きだな、東京。
 
 
オリセンを出るときには雨が降っていたのに、
 
品川から新幹線に乗り、
 
さすがに今日は難しいだろうと思っていたのに
 
やっぱり真っ白な荘厳な富士山が
 
右手に姿を現した。
 
 
家に帰るとパタンキュー☆
 
 
今日、職場に出ると、
 
もうニッチモサッチモどうにもならない職場の状況に頭を抱えた。
 
 
けれど金曜日。考えても仕方がないし。
 
 
半休をもらっていたので昼過ぎに自宅に戻ってお蕎麦を食べ、
 
ホットカーペットの上で気を失うように何時間も眠った。
 
 
東京で暮らしてみたい。
 
そう夢見ながら。
 
 
 
 
 
 

明日から東京へ

 
 
 
26日から28日まで東京は明治神宮のそばでお仕事です。
 
明日は早朝のチケットをとったから、朝から東京散策の予定。
 
28日は正午に仕事が終わるので、その後は
 
大好きな東京をブーラブーラ歩こうかな。
 
東京近辺の方、良かったらお茶一緒にしーましょ♪
 
 
2月も11日から14日にかけて、
 
東京へ行く予定が入っています。
 
こちらも東京近辺在住の方、ご一緒に遊びませんか?
 
 
あー、なんでこんなにワクワクするんだろう、東京って。
 
 

Friday night

 
 
金曜日、大好きな友人のじゅんくんが神戸にやってきた!
 
 
見てほしいところが山ほどあって
 
いろいろ考えた結果、
 
なりゆきに任せることに。
 
 
まずは北野の異人館に向かい写真をパチパチ☆
 
今度個展を、ステンドグラスを作る友人と一緒にひらくらしい。
 
(あれ、そうしたら個展とは言わないのかしら?)
 
彼は高い感性の持ち主だから
 
個展もきっと面白いんだろうなー♪
 
 
そのまま歩いたらドイツ料理のお店の前に出たので
 
そこでディナーにすることに。
 
 
10年ぶりくらいで入ったけど、
 
相変わらずサービスがとても良かった。
 
 
西欧のレストランみたいに、
 
年配の男性がベストを着て
 
注文を取りに来たり、
 
飲み物をついでくれたり。
 
 
お酒を飲まない2人のために
 
ドイツのぶどうのジュースとりんごのジュースを
 
薦めてくれた。
 
 
菜の花のキッシュ、ウィンナーソーセージ、
 
それから鹿肉の生ハムの
 
それぞれおいしかったこと!
 
 
お店が始まって50年って言ってたかな。
 
この素敵なお店がこれからもずっと続いてくれますように。
 
 
それからヴィーナスブリッジにTAXIで向かった。
 
初めは歩いて行こうかと思ったけど、
 
タクシーを拾って本当に良かった。
 
とても寒くて、手と耳がキーンと冷えて
 
凍れる夜だった。
 
 
でもそのおかげで空気が澄みきって
 
夜景がキラキラ輝いて宝石みたいだった。
 
 
 
手すりに書かれた
 
 「妖怪注意 → りょうかい」
 
の落書きに2人でウケて笑った。
 
 
 
親切なタクシーの運転手さんは
 
メーターを止めて
 
私たちが戻るのを下で待ってくれていた。
 
 
 
それから向かった先は
 
私のfavorite place
 
大好きなjazzが聴けるお店、sone。
 
 
その日のステージは最高だった!
 
ステージ真ん前の席に通されて
 
ホットゆずドリンクをオーダーし、
 
楽しみにしていた女性ボーカルは
 
いい感じに力の抜けた 「THE 関西のおばちゃん」
 
そのセクシーな歌声に酔いしれ、しびれてしまった。
 
ピアノもベースもドラムスも、いい感じに馴染んでいた。
 
 
2ステージを観て満足した後は
 
海辺まで散歩してから帰路に着いた。
 
 
 
寒い夜だから愉しいこともあるんだね。
 
 
 
 
 
 
 
 

大寒と蝋梅

 
 
きのうは寒くて東北の子どものように
 
ほっぺと鼻を赤くして働いていた。
 
 
それが一転、大寒の今日は温かくて。
 
そんな今日は洒落たご老人が上司に
 
蝋梅を1枝持ってこられたのが
 
机上に飾られていた。
 
 
ふくよかな春を知らせる香りが
 
あたりを包み込んでいた。
 
 
 
 
 

夕暮れの開かずの踏切で

 
 
 
仕事を終えて、ヨガに行くつもりだったけど
 
予定を変えてJRの向こうにあるスーパーに
 
買い物に行くことにした。
 
 
冷え込んだ夕暮れどき。
 
テクテク歩きながら、ちょっと確信的に迷いながら
 
へびのようにうねうね歩いて
 
この踏み切りを超えたらスーパーだ
 
というところで遮断機が下りた。
 
 
西の方向に行くはずの電車がなかなか通過せず、
 
東の方向へ進む電車が先に通り過ぎた。
 
 
冬の澄んだ空は茜色に染まっている。
 
向こうの小山も連山も桃色や。
 
 
 
 
きのうは午前中は仕事の打ち合わせで外に出た。
 
そしたら打ち合わせ相手が仕事に真っすぐな人で、
 
私の今の仕事のやり方について
 
的確なアドバイスをもらうことができた。
 
 
ちゃんと進めていかなくっちゃ
 
と思って、
 
今日は夜9時半まで仕事だから、
 
間を少し抜けて散歩することにした。
 
 
館外に出たら、雪が舞っていた。
 
こんな日に限って帽子を忘れてしまったので
 
ストールを真知子巻きにした。
 
 
坂道を登っていたら、吹雪になった。
 
温かいジュースを飲みながら
 
吹雪を見ていた。
 
もうやまないんじゃないかと思うほど、
 
一時はざあっと吹雪いていた。
 
 
でもやっぱりちゃんと弱まって
 
あっという間にまっ青な空が広がった。
 
 
夕暮れ時に館に戻って
 
打ち合わせの準備をした。
 
 
今春開催予定の講座についての打ち合わせ。
 
丁寧に準備をしてきたもの。
 
 
それを、この講座に興味を持たない
 
保身に走るお役所の人たちが
 
一瞬でそれらを崩してしまった。
 
 
私たちの作ってきた思いも聞かず、
 
自分たちの都合のいいように。
 
 
子どもの目線など意識もせず
 
大人の都合のいいように作り変えてしまった。
 
 
どっと疲れた。
 
 
あぁいう人たちもいるんだ
 
とかきのうのことを思い出しながら
 
東の方向を見ると、
 
通り過ぎるはずの電車がまだ止まっている。
 
 
おや、と思い、
 
隣にいた50ccのバイクに乗ったおじさんの
 
顔を見ると、
 
「あんたはあの陸橋を渡って行ったらいいよ。
 
あの電車は故障して動けないみたいだ。」
 
って。
 
 
遠くを見てぼんやり考え事をしていたから
 
だいぶ時間が経っていたんだろうなって思う。
 
 
親切に教えてもらったとおりに
 
陸橋に上がるところで
 
西に向かう電車が駅にようやく到着した。
 
 
アナウンスが事故であったことを知らせていた。
 
 
「さすがやね、ありがとう」
 
心の中でつぶやきながら陸橋を超えた。
 
 
 
 
 
 

帰り道のお楽しみ♪

 
 
ここ最近のマイブーム。
 
それは仕事帰りに帽子をかぶること。
 
 
お先に~
 
と挨拶してからロッカールームに足を踏み入れると
 
ウキウキした気分になる。
 
 
寒いお外もなんのその。
 
 
1つは先日のブログにも書いた
 
MARIのお店で昨年買い求めたニット帽。
 
色が明るく、かぶるとなんだか
 
フランス人になった気分になる。
 
 
もう1つは今年の誕生日にたかちゃんがプレゼントしてくれた
 
手編みの帽子。
 
ベレー帽?なんて言うんだろう、こういう帽子は。
 
今までかぶったことのなかったタイプの
 
この帽子がお洒落で
 
今の気分にちょうどフィットしている感じ。
 
 
そしてもう1つは去年、大好きな阪神百貨店で一目惚れした
 
目深にかぶるといい感じの帽子。
 
 
毎日かばんに1つを入れて
 
それが私のマイブーム♪
 
 
 

3連休

 
この3連休がポコッと空白になったので、
 
体調が快方に向かうように
 
家に。
 
 
いるわけない。
 
 
土曜日は料理教室。
 
朝は起きられなかったので
 
確信犯で遅刻して参加。
 
うどんすきが、おだしを丁寧にとり、
 
具材を丁寧に下ごしらえすることで
 
料亭の味になるんだー
 
と感激し、
 
食べに食べたら
 
「あら~、MITSUKOさん、ほっぺがピンク~」
 
と、顔色が良くなるほどに快復。
 
 
気分が良くなったので、前夜の新聞で見て
 
見てみたくなった「レオナール・フジタ展」
 
を観にいってきた。
 
 
 
 
 
「構図」と「闘争」は大きくて、乳白色で、
 
見所がいっぱいあって、
 
一生懸命どのくらい観ていたのか、
 
気がついたら首と肩が痛いほどだった。
 
 
彼にしか描けない和と仏が藤田の手で融合され
 
写し出された女や男や動物やキリスト教の世界。
 
自分の家の家具も、洋服も、彼の手作り。
 
晩年を過ごした家の素敵なこと。
 
そして最後には自分の墓場となる教会まで
 
自分で作ってそこに奥さんと入っちゃうんだから
 
大したもんだ。
 
 
翌日の日曜日は満願寺というお寺に
 
遅ればせながらの初詣。
 
裏山の散歩をしているときに
 
鳥たちが楽しそうに舞っていた。
 
キツツキも見たよ♪
 
今年に入って鳥をよく見る。
 
1月4日に今年初めて家の外に出たときには
 
うぐいすだか目白だかを見た。
 
3羽が、雀2羽と楽しそうに木から木へと
 
飛び移っていた。
 
 
そして月曜日。
 
牛肉のしぐれ煮弁当をこさえて
 
裏山へ登った。
 
 
生駒山まで一望できる場所で
 
お弁当を広げて
 
お茶を頂き、
 
一息ついてから山を降りた。
 
 
その足で近所の温泉へ。
 
有馬温泉とかなり似ているらしい
 
そこの温泉に優に1時間以上浸かり
 
上がって車へ戻る途中で
 
おぜんざいの振るまいがあって
 
御呼ばれした。
 
一口の甘さがとてもおいしくて、
 
小腹が満たされてじんわりおなかもほっこりした。
 
 
帰り道、意味なく警察に捕まるも
 
ニッコリ対応。
 
免許証を見せるよう言われ、
 
何かを控えていたのが少し気になったけど
 
ぽかぽか陽気で余裕があったので
 
まあいいよ、と。
 
 
家に帰ってぐっすり眠った。
 
前日の新聞で紹介されていたのだが、
 
良い温泉の条件は
 
「よく眠れること」
 
らしい。
 
 
起きてから
 
片桐はいりさんの
 
「わたしのマトカ」
 
を最後まで一息で読んだ。
 
私は片桐さんと旅行の感覚が
 
似ていると思う。
 
きっと良い旅の友人になれそうだ
 
と思った。
 
 
 
 
 

停滞日和と解消日和

 
きのうは仕事に行くぞ!
 
と腹をくくって出掛けたものの、
 
やっぱり頭がクラクラしていた。
 
 
でも対応しておきたい仕事があったのと
 
話をする約束をしていた方があったので
 
夕方まで一応働いた。
 
でも、やっぱり 「とりあえず」 という感じで
 
スッキリしない働き方やったなーと
 
去年友人のmariのお店tokotokoで
 
おばさんに見立ててもらった
 
お気に入りのニットキャップをかぶりながら
 
帰り道、思った。
 
 
バリ雑貨のショップ tokotoko
 
 
 
昨夜は夕飯を食べ終えてそのまま布団に
 
滑り込み、それから今朝の7時半ごろまで
 
寝ていた。
 
12時間近くは寝ていたように思う。
 
 
今朝、職場に行くと
 
するすると勝手に身体が動く。
 
ときどきめまいはするものの、
 
頭をそれほど使わなくても
 
サクサク仕事が進む進む。
 
 
隣の部署の方には
 
「今日はよく笑い声が聞こえるねー」
 
と言っていただく。
 
 
いつもは子どもに負けるUNOも
 
今日は強い強い。
 
どうしたのかなぁ~。
 
 
仕事もサックリ終わって
 
明日からは3連休。
 
 
スキーに行く予定だったのだけど
 
とっても行きたかったのだけど
 
スキー場に着いたらどうにかなるとは思うのだけれど
 
たぶん行き帰りの車の移動が
 
辛くなりそうなので
 
この週末は静養することに。
 
 
夕飯は
 
鮭ときのこのホイル焼き
 
 
クリームシチュー。
 
食べられへーんって思ったけど、
 
クリームシチューなんて
 
お代わりまでしてしまった。
 
 
EYEよ、私の食欲、復活だゼ☆
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

日々是好日

 
 
 
父の誕生日の今日は
 
とても穏やかな良い日よりでした。
 
まるで父のよう。
 
彼の生きる姿はまさに
 
日々是好日
 
なのであります。
 
 
そんな彼に贈ったお誕生日ケーキ
 
それは
 
麗しのミチキータ嬢が教えてくれた
 
OKINA
 
のもの。
 
やっと行けたよー。
 
 
 
実は今日も体調が思わしくなく、
 
午前中病院へ行きました。
 
 
症状を説明し、
 
薬はいらいないね、ということで
 
先生と話が一致し、
 
インフルエンザの検査だけ
 
してほしいと伝えると
 
絶対インフルエンザはないと思うけどな~
 
と言いながら、先生、
 
ほな、しときましょう
 
と。
 
 
「ごめんなー、今からいやなことするよー」
 
と言われ、思いっきり上を向くように言われる。
 
 
心の準備が整っていなかった私。
 
思わず
 
 
「いややー!」
 
 
と叫んでしまいました。
 
 
そうしたら、先生も負けていませんでした。
 
「検査してって言うたんはきみでしょう」
 
 
はい、おっしゃるとおりです。
 
はぁ、検査なんて言わんかったらよかった・・・
 
と後悔しつつ、でも職場のみんなに
 
気を使うのもなぁと思い、踏ん切りをつけて
 
フンッ!
 
と上を向きました。
 
 
先生は本当に良い方で
 
「ごめんなー、もう終わるで、ほんまにもう少し」
 
と言いながら、検査に必要な鼻の奥の奥のところまで
 
しっかり紙を入れはりました。
 
 
15分間、診察室の奥にある処置室のような部屋で
 
本を読みながら待っていました。
 
 
そのときに読んでいた本が
 
「りかさん」
 
という、
 
梨木 香歩さんが書かれた
 
去年親友のたかちゃんに借りた本。
 
 
ようこちゃんとお人形のりかさんと
 
おばあちゃんの話の場面で、
 
アビゲイルの話から桜の老木を許す話に
 
移ろってゆく場面で、
 
思わず涙がこぼれそうになりました。
 
あんな表現ができるってすごい本やねぇ。
 
身体がだるくて、棚に身体をもたせかけながら
 
目を潤ませて本を読んでいるところを、
 
突然入ってきた先生が
 
見てちょっと驚かれた様子でした。
 
 
そんなこんなであっという間に
 
15分が経ち、
 
やっぱりインフルエンザではないですよー
 
と言っていただいて一安心。
 
 
診察室を出るときに
 
「ごめんねー、気持ち悪いことして」
 
と言われたので
 
「ほんまに」
 
と言って笑い、
 
「どうも」
 
と言って診察室を出ました。
 
 
なかなか素敵な内科の先生が
 
うちの近所にいらっしゃったのですね。
 
 
それから写真屋さんに行って用事を頼み、
 
コープさんで買い物をし、
 
お迎えにあるお肉屋さんに行って
 
お昼用のコロッケと
 
晩御飯のしゃぶしゃぶ用の豚肉を買い求め、
 
本当はそのままケーキ屋さんにも行きたかったのだけど
 
ちょっと横になりたかったので家に帰った。
 
 
のだけれど
 
 
家の鍵を忘れてしまった~
 
 
仕方がないので、両親が帰るまで
 
近所にある古墳の公園へ行った。
 
そこは日当たりが良いので、
 
コープで買った1リットルの
 
オレンジジュースを
 
パックのままゴクゴクと飲み、
 
さっき郵便受けから取ってきた
 
年賀状を眺めた。
 
 
ヨッシーの年賀状に噴出した。
 
あれは反則やわ~
 
ハマリすぎやわ、よっし~
 
たのしぃね~
 
 
ハッピービューティーミューズの
 
ちかちゃんのお母様から
 
届いていた年賀状も良かった。
 
花婿さんのお顔が
 
人ってこんなに幸せな表情をされるのか
 
というお顔をされていた。
 
 
ご家族みんなが、一人ひとりのお顔が
 
本当に輝いていて、素敵だなぁ
 
とほうぅぅとなった。
 
 
それから昨日届いたminakusoくんからの
 
年賀状を見て、
 
今年は私もいろいろな場所に旅に出よう
 
と心に決めました。
 
 
そんな時間を過ごして家に戻ると
 
買い物から帰った両親が家にいて
 
昨夜の夕飯のキムチ鍋の残りに
 
中華麺を入れたものと
 
コロッケを食べ、
 
お雑炊まで作ってもらって
 
全てをさらえた。
 
 
食欲は戻ったものの、まだ頭痛と
 
めまいが治らないので、
 
今日も仕事を休ませてもらうことにした。
 
 
徹子の部屋の桂 文珍さんを見てから
 
また寝たねた。
 
 
4月に文珍さんの独演会を聴きに
 
東京に行きたいなぁと夢見ながら。
 
 
文珍さんの羽織の裏に描かれた
 
赤富士を見せてもらえて幸せやなぁ
 
と満足しながら。
 
 
やっぱり 黒柳 徹子さん
 
えぇわぁ
 
と思いながら。
 
室町時代のような着物が
 
素晴らしく美しかった。
 
 
夕方頃に目が覚めて
 
写真屋さんとOKINAのケーキを買いに
 
ぶぅぅーんと車を走らせ、
 
戻ってから母が作ってくれた
 
熱々のぜんざいを食べながら
 
年末にTVでしていたコンサート
 
約束
 
を撮ったものを観た。
 
 
 
23’50
 
 
 
小田 和正の熱い想いを
 
それぞれの歌手が
 
それにまったく合わせようともせず
 
自分の個性をめいいっぱい輝かせて歌い
 
それがひとつのコーラスとして
 
光りを放ち
 
観客も一体となっていて
 
合唱していた。
 
 
素晴らしいと感じた。
 
 
お風呂に入っている間も
 
上がってからも
 
歌が私の頭の中で響いていた。
 
 
 
 
 夜は豚しゃぶを食べた後、
 
元同僚のマドンナ・めぐちゃんに
 
先日頂いた紅茶を淹れて
 
OKINAのケーキを
 
おめでとうを言って頂いた。
 
 
体調が良くないから無理かなー
 
と思ったけど
 
ペロっと1個平らげた。
 
 
よし、明日からは働けそうだ~
 
 
 
 
 
 

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