お茶ボーイ

 

たまには今の仕事のことも書いてみます。

今日、お客様が私を訪ねてこられたときのこと。

お客様と二人でお話をしていると、お茶を持って男性職員が来られた。

こんなことは初めてだったので、嬉しい驚きで、御礼を言うと

「お茶ボーイですみません」

と笑いながら一言だけ言って

その場を立ち去られた。

将来のことを考えてどうしようかなぁと思ったりもしているけれど、

素敵な同僚たちに囲まれて楽しく働いている今が好きです。

そして家に帰ると友人からの小包が届いていた。

読んでみてねー、と渡していた本と、夏の想いでCD写真集と

本家菊屋の栗饅頭が入っていた。

秋に熱いお茶と頂く栗饅頭

ん~、美味なり!

神戸散歩

親友のJと久しぶりの再会を果たした今日。

何がしたいか尋ねると

「散歩がしたい」

と。

美味しい神戸のパン屋さんでランチにパンを買って

ハーブ園を訪れた。

とても気持ちのよいお天気に誘われた人たちが

思い思いに楽しんでいた。

ハーブの香りも新鮮で

久しぶりにバナナの木もブーゲンビリアもハイビスカスも見ました~

バナナの木

 

愛を感じるモニュメントもありました。

一緒にいて相変わらず気楽でふたりでいっぱい笑いました。

前を歩いているおばちゃまのマスコットの亀をすかさず見つけたJ、

「あれ、ニカラグアの日本文化教室で作りましたねぇ!」

「うわぁ、ほんとだ、懐かしいねぇ」

「金と銀で作ったね」

なんか、何を見ても楽しくてふたりでニコニコしてました。

それから北野坂を下って、

cafeでおいしい紅茶とケーキをソファ席で頂いて

元町でハグして別れました。

最高の一日でした!

5連休最終日

 
 
いや~、このお休みは楽しかったなあ。
 
 
お土産に頂いた干しブドウでパウンドケーキを作ったり、
 
お伊勢さんに行ったり、
 
書写山円教寺にドライブに行ったり、
 
お墓参りのあと姪っ子ちゃんたちと遊んだり、
 
最終日は衣替え&模様替えもできたし。
 
 
昨日は夕飯に鳥団子の中華風スープと
 
豚カツを作り、今夜はお好み焼きを作った。
 
そういえば来週から朝の連続テレビ小説が
 
「てっぱん」になるなぁ。
 
大阪が舞台なんだろうなぁ。
 
 

お伊勢ドライブゥ

 
 
5連休の初日、どこへ行こうか考えていた。
 
白神山地、上高地、熊野古道、、、
 
熊野古道を考えたとき、あ、とひらめいたのが
 
ヨッシーの顔。
 
 
そうだ、誘ってみよう♪
 
 
連絡してみると、足がちょっと痛いという話だったので、
 
じゃあ、ドライブメインで楽しめるところ
 
もちろん3人で。
 
と、いうことで行き先になった場所がお伊勢さん。
 
和歌山と宝塚のちょうど真ん中の奈良の
 
友人宅で待ち合わせ。
 
2日連続訪問。
 
ピンポーン♪
 
 
用意をして、ヨッシーの愛車で伊勢へ向かう。
 
今回の目標は通り道にあるうなぎやさんで
 
ウナ丼を頂くことと、伊勢参り。
 
 
無料の高速道路を使って走りも口も軽やか♪
 
松坂で下りて、下道を走って、ちょうど12時に
 
ウナギやさんに着いた。
 
 
ここは、ニカラグアにいるときにちいちゃんから
 
聞かせてもらっていた憧れのお店☆
 
 
本当に来ちゃいました~!!!
 
ウナギ好きの私としてはたまりまへん。
 
長蛇の列も、このときばかりはなんのその。
 
そのくらい、待たせてもらいます~。
 
おみやげ物を見たり、話したりしてたらあっという間に
 
順番に。
 
 
田舎の人たちがお昼を食べに集まってくる、庶民的な
 
温かい雰囲気のうなぎやさん。
 
みなさん、いい顔してウナギをほおばっておられる。
 
私たちはお庭の緑が美しいテラスに近い席に案内してもらった。
 
うな丼の上を3つ頼んでから、ヨッシーのドイツ旅行の写真を
 
見せてもらった。
 
電車も駅もとても近代的、そして街並みはとても美しくて、
 
絵物語のよう。
 
ぐっとヨーロッパが近くなったような気がした。
 
 
そんなことをしていたら、あっという間にうな丼が運ばれてきた。
 
おいしすぎて、三枝さんみたいに椅子から転げ落ちたら、
 
部屋の中を走り回ったらどうしよう。。。
 
と思いながら一口目を頂く。
 
ん?
 
!!んまーい!
 
という簡単なうな丼ではなかった。
 
複雑な今まで食べたことのないウナギだった。
 
簡単なオイシサジャナイゾ。
 
私は黙々と口にウナギとご飯を運び続けた。
 
美味しいんだけど、なぜか答えが出ない味。
 
うーん、不思議だ。
 
カリッと焼いた皮、香ばしい香り、甘辛いたれの味。
 
そして固めに炊かれたごはん。
 
謎めいたうな丼。
 
答えは出ないままウナギやさんを後にして、
 
次に目指すはお伊勢さん。
 
FITは下道を走りぬけ、あっという間に
 
外宮到着。
 
 
たぶん初めて訪れた外宮は明るい日差しに
 
キラキラ輝いていて、
 
入り口のところで神馬が迎えてくれた。
 
気品のある白い馬。
 
誰か人が入っているような面持ちだった。
 
 
斎場に向かう途中、たくさんの人が石に向かって
 
手をかざしていた。
 
なんだろう?
 
私も手をかざしてみたけれど、何も感じなかった。
 
後で聞いてみたところ、しるしのために、川の石を置き、
 
囲ったところ、誰が始めたのか手をかざし始めたとのこと。
 
感じる人は何かを感じるのかもしれない。
 
 
それから内宮へ。
 
この日は驚くべき人だかりだった。
 
おかげ横丁も、人、人、人。
 
夕日を浴びながらお店を見たりしながら
 
内宮へ到着。
 
 
内宮ではたくさんの尾長鳥が迎えてくれた。
 
そこにいた鯉も美しくて、それは優雅に
 
池を泳ぎまわっていた。
 
 
帰り道、おかげ横丁の赤福さんで
 
赤福氷を頂いた。
 
 
よく歩いたのでほっと一息。
 
宇治氷の中に赤福がふたつかくれんぼ。
 
愛でる楽しさ、見つける嬉しさ、味わう喜び。
 
なにより3人で2つを分け合っていただくのが
 
特に氷のようなもののときはおいしい。
 
 
帰り道のドライブもよくしゃべり、
 
途中、晩御飯を食べて、あっという間に
 
到着♪
 
 
ヴァ プエ~
 
 
とハグして別れて。
 
 
と、ここからが落とし穴だった。
 
 
久しぶりに寝過ごしてしまいました、電車。
 
危うく篠山まで行くところでした。
 
危ない危ない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

カレーと電車と

 
 
今日は仕事で京都の方へ出張だった。
 
途中下車して友人宅でお昼ご飯をご馳走に。
 
そのカレーの美味しかったこと!
 
キーマカレーというんでしょうか?
 
友人は 「夏野菜カレー」 と笑って言ってました。
 
オクラでとろみがついている、和野菜たっぷりカレー。
 
それに手作りのナンと新鮮なサラダ。
 
あんなにおいしいカレーは食べたことがなかったです。
 
ちいちゃんはすごい!
 
ステーキも、松坂牛のお寿司も、カレーも
 
魔法がかかったように
 
うっとりするほど美味しいのだ。
 
こんな料理が毎日食べられたら幸せだろうなぁ~。
 
 
お代わりも頂いてゆっくり話していたら
 
予定していた電車を2本過ぎていた。
 
 

フェルナンディート

 
 
ニカラグアで家族だったフェルナンドさん一家。
 
私が住んでいた家の同じ通りの端の家で、
 
日本人の土木建築員たちの運転手さんをしていた人が
 
お父さん。
 
気がつけば自然に挨拶をし、果物を贈ってもらい、
 
家に遊びに行くようになり、
 
これまでで過ごした中でも特に素敵な年末年始を
 
過ごしたのもその家だった。
 
 
貧しくて、床も窓ガラスもないような家だったけど
 
愛がいっぱい詰まっている家だった。
 
 
「みつこ、今夜は眠って帰りなよ。
 
遠慮するな、ここにミツコのcamaがほら、あるだろう。」
 
 
手でベッドを示しながらフェルナンドさんはにっこり笑っていた。
 
見たベッドは真ん中は木が腐ってへこみ、シーツも
 
何度も洗われた、よく使い古されたものだった。
 
 
たいがい古いベッドでも寝てきていたけれど、
 
フェルナンドさんちのベッドはちょっと勇気がいった。
 
 
でも、ここで眠ることが私の親愛の情を示せる
 
その場でのやり方だと感じた。
 
 
明けがたまで庭で近所の人たちと踊り、
 
ベッドに横になったとき、ほっと力が抜け
 
ベッドが古いことも、シーツがヨレヨレなことも
 
全く忘れていた。
 
驚くほど寝心地の良いベッドに変わっていた。
 
そして、うとうとしかけたころ、フェルナンドさん夫婦が
 
起きて、新年のご馳走スープを作るために
 
炭火を起こす音が聞こえた。
 
それを聞きながら深い深い眠りに落ちた。
 
 
フェルナンドさんちのハンモックで何度昼寝をしたことだろう。
 
フェルナンドさんちのおいしい食事を家族や親戚や隣近所の
 
人たちと何度頂いたことだろう。
 
 
そのフェルナンドさんちが今、危機に面している。
 
息子のフェルナンディートは日本を離れるとき18歳だった。
 
折れそうに細くて小さい優しい眼をした男の子。
 
彼は料理の世界に入ろうと決め、料理学校に入学した。
 
お母さんの料理の腕は折り紙つきだから、
 
舌は間違いがない。
 
これはいいニカ食の料理人になるだろうと思っていた。
 
 
けれど、お父さんが失職。
 
日本人技師たちが、橋を作り終えたので帰国したのだそうだ。
 
それから3年近く、お父さんは仕事が見つからないそうだ。
 
フェルナンディートもせっかく入学した料理学校だったけれど、
 
調理道具を売り、最後に退学しなくてはならなくなったそうだ。
 
 
この間そんなメールが届いた。
 
 
フェルナンドがまた料理学校に通ってほしいと思う。
 
そのための資金が必要だ。
 
12月に行くとき、届けたいと思う。
 
共感してくださる方がいたら、メッセージをお願いします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

アドラーの扉

 
 
 
援助の仕事をしている私は
 
最近、アドラー心理学の集いに参加している。
 
これがなかなかおもしろい。
 
公式に当てはめれば、なんらかの方向性が見つけられる。
 
何よりこれを勉強している人たちの顔は明るく軽く楽しそう♪
 
どうかなー、と様子見をしての参加だったけど、
 
ちょっと本格的に勉強してみるか。
 
などと想っている秋の夜長です。
 
 

おじいちゃんの周りに人だかり

 
 
職場に毎日通ってくるおじいちゃんがいる。
 
毎日昼過ぎにやってきては、フロアーの奥においてある
 
テレビの前に座って5時までじいっとテレビを見ている。
 
正確に言うと、テレビを見ながらうたた寝している。
 
 
ときどき来ない日が続くと、
 
「あのおじいちゃん、大丈夫かな。」
 
と心配したりしている。
 
 
昨日は内閣総理大臣の投票日だった。
 
いつもはおじいちゃんが一人で見ているテレビの周りに
 
人がわんさと集まっていた。
 
おじいちゃんを取り囲んでいる辺りが華やいでいて
 
なんだか嬉しくなった。
 
人が集まるって温かい。
 

つなぐ・つながる

 
 
今日は仕事でつないだ人たちが出逢う日でした。
 
片方はJR福知山線事故で108人目の犠牲者に
 
なるかも、と予想されていた鈴木順子さん親子、
 
もう片方は大阪市消防局で研修を受けている
 
ミャンマー、ベネズエラ、フィジー、コソボから
 
来た緊急救助隊コースの6名のJICA研修生さんたち。
 
 
児童センターで働いていて、まさかこのような機会に
 
恵まれるとは。
 
JOCAで働いていたとき、ときどき日本に着いたばかりの
 
研修生さんたちを学校にアテンドして、開発教育などにも
 
ちょっこし携わっていた。
 
だからJICEさんたちとお話しするのが懐かしい感じがした。
 
 
ベネズエラから来た2人とはスペイン語で少しお話しした。
 
順子さんの精神的な強さに驚いたと言っておられた。
 
皆さん、自国の緊急時の救助に取り組んでこられた様子が
 
発表からわかった。立派な人たちだなぁと感じた。
 
 
写真を数枚撮ったのを印刷して会場に持っていったら
 
通訳で来られていた方とお話する機会が持てた。
 
メキシコとブラジルで調整員をされていたらしい彼女は
 
とてもチャーミングで素敵な方だった。
 
「お会いできて良かったわ」
 
と言っていただき、心の中にスウーっと新鮮な空気が
 
通り抜けた。
 
 
 
久しぶりに髪を短く切った。
 
8年ぶりくらいのショート。
 
リョウカット。
 
ゆるくカーブを描く私の髪質を担当の人は良くわかっていて
 
くださり、それを生かした形を提案してくださるのが頼もしい。
 
今日の彼のシャツがシャレが利いていて笑えた。
 
アディダスもどきのマークの下に
 
「 a d i o s 」
 
 
背中には
 
「 a d i o s  s e n o r i t a ! 」
 
とでっかく書いてある。
 
 
写真をTシャツに転写してあるらしく、小技が、パンチが
 
そこかしこに効いていた。
 
 
おしゃれの秋を楽しもう♪
 
 
 
 
 
 
 
 

台風と秋風

 
 
 
自分のことを見つめる時間が増えている今日この頃。
 
また新たな動きを見せた今日。
 
 
私は口唇口蓋裂という状態で生まれてきて
 
これまでに3度手術をした。
 
私は生まれたときからこの状況を受け入れて
 
明るく生きてきたつもりだった。
 
 
だけど、人前に立ちたくないとか
 
人になかなか心開けない、
 
臆病でやっかみがあるのは
 
見た目からくる引け目もあるのかもしれないなぁと
 
この頃になって思うようになり始めた。
 
もし手術してほしいと思えるお医者様がいたら
 
もう一度お願いしようかと思い始めている。
 
 
以前、ハタチくらいのとき、名医がいると聞いて相談に訪れた住友病院で
 
「こんなにきれいに手術してもらっておいて何が不満やねん!
 
 出て行け!」
 
みたいなことを言われて驚いたことがある。
 
そのときは
 
「そうだよなぁ。こんなにきれいに治してもらったんだもんなぁ」
 
と思ったけれど、だけどやっぱりそう望むのは怒られること
 
の対象ではないような気がする。
 
 
人生一度きり。
 
よりよく生きる術があるならやってみようかしら。 
 
 
新しい出会いが私の心を少しずつ動かしている。
 
 
 
 
 
 

前へ 過去の投稿